【これだけは知りたい!】Horizon zero downのストーリー重要ポイント

注意

この記事はネタバレを多く含みます。
本作をプレイ済みの人に向けた記事です。

葉蔵
葉蔵

こんにちは。
管理人の葉蔵(ようぞう)です。

未亡人
未亡人

アシスタントの未亡人です。

Horizon Forbidden Westに向けて、
最低限知って置きたい前作のストーリーをまとめました。

Horizon Forbidden Westクリア後レビュー
>>>【まさかの凡ゲー?!】Horizon Forbidden Westをクリアした感想

こんな人におすすめ
  • ストーリーがイマイチ分からない
  • 途中でやめてしまった
  • 続編に備えたい
目次

滅亡の理由

horizon zero downは現代から1000年後の地球を舞台にしたゲームです。
本作では現代文明は滅亡し、人々は部族に別れ、原始的な狩猟生活を営んでいます。

そんなテクノロジーとは無縁な大自然のなかで、
動物をかたどった高度な機械獣が大地を闊歩しています。

人々はその機械の部品で装備を作ったり、
時には身を護るために機械を狩ります。

ファロ・オートソリューション

文明の滅亡はとある軍事兵器の誤作動によって起こりました。

『ファロ・オートソリューション(FAS社)』は
あらゆるジャンルのロボット製造を手がけつつ、
軍事および防衛分野を基幹企業とした史上最大の企業です。

『デスブリンガー』のホログラム

2048年に経営路線を自動化軍事技術重視に切り替え、軍事産業分野で頭角を現しました。
そこで開発されたのは『平和維持機』と呼ばれる完全自立無人戦闘機。

  • ACA3-スカラベ(コラプター)
  • BOR7-ケペシュ(デスブリンガー)
  • BOR7-ホルス(鉄の悪魔)

これらは『スワーム』と総称され、自らで思考・生物燃料で稼働できます。
特にBOR7-ホルスは機械の自己複製が可能。

葉蔵
葉蔵

『生物燃料』『自己複製』この組み合わせがかなりヤバかった。

ファロの災禍

かつてない戦闘機で、
FAS社の自動化軍用プラットホーム市場の占有率は61%となります。

計353の国家、超国家組織、企業体と契約を締結し、
莫大な利益を上げていましたが、
誤作動が起き、スワームが制御できなくなっていることに気が付きます。

ファロはセキリュティ性を高めるため、
スワームを制御するコードのバックドアを残すことを禁止しており、
スワームのハッキングもできず、もう誰にも止められない。

気付いたときには既に手遅れで、打つ手がない状況に。

そこでファロは、かつての同僚であり
FAS社の飛躍に大きく貢献した、天才科学者エリザベト・ソベックに泣きつきます。

しかし彼女の頭脳をもってしてもスワームの暴走は防ぐことができず、
地球の全生命は15ヶ月で機械に食い尽くされることが明らかになります。

未亡人
未亡人

ファロは『平和維持機』ではなく殺人ロボットの群れを作ってしまった訳ね。

葉蔵
葉蔵

スワームをシャットダウンすることができるが、
そのための暗号プロトコルを解読するには半世紀かかり、
スワームの複製スピードに追い付かない。

差し迫った生命の滅亡を防ぐために、
エリザベトは『プロジェクト:ゼロ・ドーン』を提案します。

プロジェクト:ゼロ・ドーン

AIガイアとその副次機能による、完全自動テラフォーミングシステム。

スワームによる滅亡は避けられないため、
地球とその生物圏を復活させ、

文明を後世に引き継ぐテラフォーミングプロジェクトです。

プロジェクト:ゼロ・ドーンの流れ
  • Step1
    ガイアがスワームの機能停止コード生成し、
    その送信アレイ群を建設して送信
  • Step2
    ロボットによる地球環境の浄化

    (グリントホークやスナップモウが該当)
    ※生物が生存するのに好ましくないときは
    ハデスが破壊してやり直す

  • Step3
    冷凍保存された種子で地球を緑化
  • Step4
    アルテミスで生態系を再構築
  • Step5
    世界中に散らばるゆりかご施設(エレウシス)から
    次世代の人類が誕生
  • Step6
    アポロで知識を分かち合う

不屈の勝利作戦

へレス将軍が指揮を執り、
プロジェクト:ゼロ・ドーン完成の期間を稼ぐために行われた作戦。

ゼロ・ドーンをファロの災禍を打ち破る極秘の超兵器計画と偽り、
軍人はおろか戦闘経験のない全国民にスワームと戦わせた。

作中では『戦争犯罪』『国民を挽肉機になげこむようなもの』とも表現されます。

AIガイアと副次機能

AIガイア

地球の生態系を再建させるために、
感情を持ち、あらゆる思考を可能とした、超高性能AI。

プロジェクト:ゼロ・ドーンの中枢であり、
副次機能によって支えられています。

副次機能

以下の副次機能が、ガイアの地球再建を手助けします。

ミネルヴァスワームの機能停止コードを送信するための
送信アレイ群の建設
(作中では導きの塔のみ)
ヘファイストスガイアの設計した機械をつくる工場
エーテル汚染された大気を浄化
ポセイドン汚染された海洋を浄化
デメテル冷凍保存された種子で地球を緑化
アルテミス生態系を再構築
エレウシス次世代の人類を育てる施設
アポロ人類の知識や文化、歴史をまとめたアーカイブ
ハデスガイアの作った環境が好ましくない場合、
全てを破壊してゼロに戻す機能
未亡人
未亡人

副次機能の1つに過ぎないハデスが、
なんでアーロイを狙った?

葉蔵
葉蔵

結論から言ってしまえば、ハデスが自我を得て暴走したから。
しかし、ハデス暴走の原因はわからないまま。

失われた知識

本来であれば、プロジェクト:ゼロ・ドーンにおいて
アポロによる知識の継承がなされるはずでした。

しかし、再建された地球に生きる人々は原始的な狩猟生活を営み、
独特の文化を持っています。

ファロがアポロを消去

ファロはガイアの副次機能を作ったアルファのメンバーを会議室のような場所に集め、

  • 知識は病だ
  • 穢れなき人類に残すべきじゃない
  • アポロは贈りものではない
  • 罪なき者たちのために犠牲が必要

と語り、アポロを消去してしまいます。
その直後、メンバーが集まるフロアを真空状態にし、
メンバー全員を窒息死させてしまいます。

これにより人類が時間をかけて作ってきた、文化や歴史は抹消されました。

未亡人
未亡人

口止めしたってこと?
クズ過ぎて草

葉蔵
葉蔵

ファロは自分のせいでこうなったことを、
後世に知られることを恐れたのか。
それともなにか別の理由があったか・・・。
作中では語られない。

アーロイはハデスを止めるために生まれた

ガイア・プライムの施設が発信元不明なデータを受信し、
副次機能の1つであるハデスを自我のある独立した機能として覚醒させました。
これにより、

  • ハデスがテラフォーミングを掌握
  • 53.8日後に全生命を消去するように命令を下す

ことが予測され、ガイアはこれを阻止するために自爆します。

大厄災

最強格の機械・サンダージョー

ガイアが自爆しても、しばらくはテラフォーミングシステムが制御されますが、
やがて制御も効かなくなり、破綻してしまいます。

このことが『機械の大厄災』の直接の原因となります。

葉蔵
葉蔵

大厄災が始まるときに山から煙があがったのは、
ガイアが自爆したため。

ガイアはハデスの暴走を阻止するために、
エレウシス(ゆりかご施設)に保管されていたエリザベト・ソベックの遺伝子を用いて、
クローンを作ることを決定。

これにより、機械からアーロイが生まれました。

未亡人
未亡人

だからIDをスキャンしたときに、ソベック博士と言われるのね。

アーロイが遺跡でフォーカスを拾い、
遺伝子情報を使って遺跡にアクセスすることまで
ガイアによって予測されていました。

アーロイと大厄災
  • 30??年
    発信元不明なデータを受信し、ハデスが覚醒
    テラフォーミングを掌握
    同時にゆりかご施設にある
    『アルファ・レジストリ』も破壊される
  • 30??年
    ハデスを阻止するためにガイアが自爆
  • 30??年
    ゆりかご施設内で
    エリザベト・ソベックのクローンが創られる
  • 3021年
    『母の源』にてアーロイが誕生
  • 3028~?年
    テラフォーミングを制御できなくなり、
    大厄災(機械の狂暴化)が始まる

サイレンスとハデス

ガイアが自爆したあと、
ハデスは『恵みの森』にて、
鉄の悪魔の残骸のなかで何かに信号を送り続けていました。

その信号を拾ったのが、フォーカスを得たサイレンスです。

サイレンスは古代の知識に大きな関心をよせ、
遺跡で発見したフォーカスを修理して、ハデスの信号を拾ったのです。

ハデスの狙い

ハデスはサイレンスに会った当初『導きの塔』について詳しく知りたがっていました。

『導きの塔』を使って、信号を送信するためです。
これによって、もう一度地球の全生命を滅ぼそうとしていたのです。

それを実現するには、ハデスに絶対服従する軍隊が要りました。

互いに利用し合う

試練を襲ったエクリプス

サイレンスはハデスに『エクリプス』を与え、
ハデスはその見返りに古代の知識を与えました。

サイレンスはハデスの存在をシャドウ・カージャの神話になぞらえて、
バハヴァス大祭司、ヘリスに引き合わせ、
ハデスが神(埋もれし影)であるかのように伝えました。

未亡人
未亡人

そのとき偶然にもカージャの中で内紛があり、
サイレンスはこれを上手く利用した。

・・・やってることがエグい。

そうしてカルト集団『エクリプス』が結成されたのです。

葉蔵
葉蔵

エクリプスのフォーカスネットワークを作ったのもサイレンス。

未亡人
未亡人

だけどアーロイに会って世界の真実を知るまでは、
サイレンスもハデスの目的に気づいていなかった。

・・・ということになるか。

サイレンスとアーロイ

サイレンスがハデスの要望通りのフォーカスネットワークを完成させると、
サイレンスの利用価値はなくなっていました。

抹殺命令が下され、それ以来サイレンスは逃亡の身に。

そうしてハデスがオーリンのフォーカス越しにアーロイを知り、
『システムの脅威を検知』として、アーロイに殺害命令が下されます。

未亡人
未亡人

ハデスがアーロイの知った時点で、
ガイアの意思によるものだと分かっていたということになる。

葉蔵
葉蔵

こういう経緯でノラの試練中にエクリプスが襲撃してきた。

そのことに興味を持ったサイレンス(ネットワークを監視していた)がアーロイに接触し、
彼女に協力(利用)しながら、世界の謎を解き明かしていきます。

考察:残された謎

葉蔵
葉蔵

ここからは俺の勝手な考察になるぜ。

作中で気になった点について少し触れておきます。

  1. ファロの死
  2. ハデスの主
  3. サイレンスの目的

の3点についてです。

ファロの死

ファロがアルファのメンバーを殺害したとき、
ファロは別の場所からホログラムで参加していました。

そのため、ファロの遺体は作中では見つけることができません。

文明が崩壊してから1000年もの時間が経っているので、
生きていることは考えづらいですが、可能性はなくはないです。

チャプター『創造主の落日』にて、サイレンスが医薬品による延命治療や、
コールドスリープの技術があったことを言及しています。

従ってファロが1000年後も生きている可能性は、完全に否定できません。

未亡人
未亡人

あれだけ自己中心的な男なら、
生き延びていてもおかしくないか・・・。

ハデスの主

ハデスの暴走は『発信元不明のデータ』をガイア・プライムが受信したことにより始まりました。

作中では『発信元不明のデータ』とだけ言われていますが、
誰がハデスにアクセスしたのでしょうか。

エンディングの後、ハデスを捕まえたサイレンスがこう言います。

「お前とは話したいことが沢山ある」
「例えばお前の主人だ。お前を目覚めさせたもののこと・・・」

作中でもハデスの主について明らかに匂わせているのが気になります。

葉蔵
葉蔵

コールドスリープで生き延びたファロが、
ハデスを覚醒させたとしたならかなり面白い・・・。
けど、この予想は裏切って欲しくもある。

未亡人
未亡人

ハデスの主がファロだとしても、
その動機は?

葉蔵
葉蔵

そこがイマイチわからないんだよね・・・。

サイレンスの目的

サイレンスは作中でこんなことを言っています。

「信用とはもろいもの。砂のように移ろい崩れる。
その上に関係を築くなど愚かなことだ。
しかし、自己利益ならばその上に確かな知識体系を築くことができる。」

このことからサイレンスはなによりも利害を優先させる人間だと分かります。
しかし、アーロイに協力したことはかつてハデスに仕え、
エクリプスを組織したことに対する償いであるとも語っています。

未亡人
未亡人

たまに人間らしさもみせるけど、
イマイチ捉えどころがないのがサイレンスという男。

エンディングの後、
ハデスを容器のような装置に捕まえたサイレンスは
鉄の悪魔の残骸に向かいます。

単に世界の謎を解き明かすことが目的なのか、
それとも別の目的があるのか、作中ではこれ以上描かれません。

まとめ:続編に備えよ!

この記事で紹介した内容は、ストーリーの重要なポイントに絞った
限定的な情報に過ぎません。

続編をプレイするっ!

という人は、本作をもう一度プレイして、
世界観やストーリーを体験してみることおすすめします。

  • 地球の生命はスワームによって滅亡した
  • ゼロ・ドーンは地球を再建するためのプロジェクト
  • ゼロ・ドーンはAIガイアとその副次機能からなる
  • 暴走したハデスを止めるためにアーロイが生まれた
  • ハデスに主がいることは明らか

それでは今回はこのへんで・・・。

ストーリートレーラー

プレイ映像

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