
こんにちは。
管理人の葉蔵(ようぞう)です。

アシスタントの未亡人です。
『Chroma studio』を使うことで、ライティングを自在に設定することができます。
特定のキー色を変更したり、押下時に好きな色に光らせることも可能です。
- 導入方法
- Chroma studioの使い方
- キー単位で光り方を設定する方法
ライティング設定に必要な要素

ライティングを自在に設定するには、
- RGB対応のデバイスであること
- Chroma studioのインストール
の2点が必要です。
RGB対応デバイスであること

デバイスの外箱に『Razer Chroma RGB』と書かれていれば、RGB対応です。

自在に光り方を設定したければRGB対応かどうか要確認。
Chroma studioのインストール
Chroma studioのインストールはRazerSynapseの『モジュール』からインストールできます。
月額課金などではない完全な無料ですので安心してインストールしてください。

『モジュール』を開くとインストールできるモジュールが表示されます。
そこから『Chroma studio』をインストール。

『Chroma connect』と間違えないように!
Chroma studioの使い方

Chroma studioは、11種類ある光り方のパターンをレイヤー効果として重ねます。
↓光り方の効果と名称を表にまとめておきます。
名称 | 効果 | 備考 |
---|---|---|
ウェーブ | 波打つように光る | 方向指定可能 |
オーディオメーター | PCの音に合わせて光る | 光の速度調整が可能 |
スターライト | 星空のようにキーが光る | 光の速度調整が可能 |
スタティック | 常時点灯 | 単色のみ指定 |
スペクトラムサイクリング | 色がゆっくりと切り替わる | 速度調整・パターン指定可能※ |
ファイア | 炎が燃えるように光る | 2色まで指定可能※ |
ブリージング | 息づくように光る | 2色まで指定・光の速度調整可能※ |
ホイール | 回転するように光る | 回転の方向・速度 色のパターン指定可能※ |
リアクティブ | 押したキーが光る | 単色のみ 速度調整可能 |
リップル | 押したキーから 波紋が広がるように光る | 色のパターン・速度・幅の指定可能※ |
環境認識 | 画面上の色に合わせて光る | 『シャープ』、『ぼかし』※の調整、領域の指定が可能 |
※新しいタブでYouTubeが開きます
※Chroma studioのみで設定可能な要素です。
仕様
やり方

最近Huntsman miniを買ったんだけど、
- ピンクで明滅
- W,A,S,Dは白に
- 押したときは水色に
ってな感じにもできるのかな?

レイヤー効果を重ねていけば可能。
ってか配色が女子っぽいね。
カーワウィィィィ!

(うざっ・・・)
今回は『未亡人カラーリング』ということで、
- ピンクでブリージング
- W,A,S,Dは白のスタティック
- 水色のリアクティブ
にライティング設定していきます。
ちなみに、別のRGB対応デバイスも一緒に設定しておくと効果を統一することができます。
Step.1:デバイスを再配置

Chroma studioがインストールできたら、
RazerSynapse画面上部の『studio』をクリックし、Chroma studioを開きます。
最初は『スペクトラムサイクリング』のレイヤー効果が設定されています。

最初はまず配置変更をしましょう。
RGB対応デバイスがキーボードのみの場合は必要ないです。
画像の①『移動』をクリックすることによって、デバイスを好きなところに再配置できます。
自分が使っているデスクの配置通りにするがのがおすすめ。

例えば『ウェーブ』など、光り方に方向がある効果に統一感を持たせられる。
Step.2:レイヤー効果を重ねる
この『レイヤー効果』が、Chroma studioでのメインの設定になります。
仕様の項目でも少し触れましたが、レイヤー効果には一番上の効果が優先されるルールがあります。
従って、
- ブリージング
- スタティック
- リップル
の順でレイヤー効果を重ねていきます。
レイヤー効果:ブリージングを設定

画面左下の『効果を追加』からまずは『ブリージング』をクリック。
この時に最初に設定してあった『スペクトラムサイクリング』を左クリックで削除しておきます。

レイヤー効果の『・・・』からは他のレイヤー効果に変更できる。
次に画面右側の『ブリージング』の設定項目から、色と光り方の速度を設定していきます。

画面上部のマウスポインタやペンのアイコンから、
- 『ペイントバケツ』を選択
- 『色』『プロパティ』『再生』を設定
- キーボード全体をクリック
キー・デバイスを指定するアイコンは以下の通りです。
名称 | 機能 | 備考 |
---|---|---|
セレクタ | 効果を変えたいデバイスを選択 | マウスポインタと同じ |
ペン | 効果を適用したいキーを選択 | キーを一個単位で選択したいときに使う |
ペイントバケツ | 効果を適用したい面積を選択 | キーボード全体・複数のキーを選択したいときに使う |
指定するキーの範囲・デバイスは、画面左上の『クイック選択』からもできます。
今回は以下のように設定してみました。
- 色は二色ともピンク
- プロパティ(光の速さ)は『中』
- 再生はそのまま
設定を終えたら『保存』をクリックすることでキーボードに反映されます。

リアルタイムで反映されないから、確認したいときは保存しよう。
レイヤー効果:スタティックを設定
W,A,S,Dにスタティックの白を適用してきます。

効果を追加から、
- 『スタティック』を選択
- ペンのアイコンをクリック
- 色を白に設定
- W,A,S,Dを指定
- 保存する

色設定は配色コードをコピペすることでも設定できる。
参考サイト>>>カラーサイト.com
レイヤー効果:リアクティブ

リアクティブは全体に適応するので、
色を設定したらペイントバケツのアイコンをクリックします。
※画像ではcapslockが緑になっていますが、押下時にそのとき選択されている色になります。
- 『効果を追加』から『リアクティブ』を選択
- ペイントバケツのアイコンをクリック
- 色を水色に指定
- 速度は『速い』に指定
- 保存する
Step.3:動作確認
設定が済んだら確認してみましょう。
以下の動画は今回設定した『未亡人カラーリング』です。
キーボードに反映されないときは、Synapseの『ライティング』から『高度な効果』を選びましょう。

おー!
できてるっ!

笑うとそんな顔するんだ。
可愛いとこあんじゃん。

きもっ
- レイヤー効果は一番上のものが優先される
- 方向のある光り方は再配置で最適化
- 効果は速さや色など細かく設定できる
- キー単位からキー全体に効果を設定できる
- 色は配色コードでも設定可能
使用しているキーボードの記事は↓こちらから
ライティング設定のプロファイル

Chroma studioはプロファイル設定が可能。
名前の変更やPC内のファイルに保存できます。
しかし、使っているデバイスとのプロファイルを紐づけることはできません。
※内蔵プロファイル(オンボードメモリ)には対応していません。
例えば、普段使っているキーボードプロファイルを別のプロファイルに変更しても、Chroma studioで設定したライティング設定は切り替わりません。
これはChroma studioのプロファイルが独立しているためです。
従って、
- デバイスのプロファイルはデバイス毎に切り替える
- ライティングのプロファイルはChroma studioで切り替える
必要がありますので注意です。
デバイスのプロファイルを設定・切り替える方法は↓こちらから

ゲーム限定になってしまうけど、ゲームごとにプロファイル切り替えする方法はある。
デバイスとゲームをリンクする

RazerSynapseでゲームとプロファイルをリンクすれば、Chroma studioで設定したライティング設定を『ゲーム用』として使うことができます。

- 画面上部の『プロファイル』をクリック
- 『Chroma studio』をクリック
- リンクしたいプロファイルを選択
- 『リンク中のゲーム』横に+をクリック
リンク可能なゲームが表示されるので、ライティングを適用したいゲームを選び『リンク』をクリックすれば、任意のライティングでゲームをすることができます。
まとめ:Chroma studioで自由自在に!

Chroma studioを使えば、デバイスのライティングを自分好みにカスタマイズできます。
キーボードだけでなくRGB対応の他デバイスと組み合わせることもでき、デスク環境をライティングでグレードアップすることが可能です。
自分だけのライティングを楽しみたい方は、Chroma studioでカスタマイズしてみてください。
Razer純正キーキャップについては↓こちらから
- キー1つからライティング設定できる
- レイヤー効果を重ねて使う
- 一番上のレイヤー効果が優先される
- Chroma studioでのプロファイルは独立している
- 内蔵プロファイルには非対応
- ゲームとリンクすればゲーム用のライティングで使える
それでは今回はこのへんで・・・。
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